犬のしつけは子犬の性格を理解して叱らず、褒めてしつけを行いましょう。
犬のしつけは生後2ヶ月頃から行います。
最初に「お座り」「伏せ」「待て」を徹底的に教えます。
この3つを教えることで外出しても安心です。
よく見かける「お手」「おかわり」などはコミュニケーションをとるためのもので実践的にはあまり役には立ちません。
食事の前
食事の前に行います。
子犬の頃は生後4ヶ月まで3食に分けますので1ヶ月(3回×30)90回を繰り返し教えることでマスターします。
通常は1週間程度で覚えますが繰り返し行いましょう
「お座り」は目を見ながら首を軽く持って腰を強制的に押さえて座らせます。
「伏せ」は前足を持ち前にだして押さえて伏せさせます。
「待て」は、顔の前に手をだして動こうとしても腰を押さえて待てるまで食事をあげまません。
大人しく動かなくなったら食事を与えてあげましょう
鳴いても無視しましょう
サークル等で飼育される場合は、「キャンキャン」と合図し
出してほしいとアピールしますが、無視するように心がけて
ください。
要求に応えるとわがままで言うことをきかない子になってしまします。
通常は15分間くらいで諦めますので我慢してください。
鳴きやんだらだしてあげるように心がけてください。
飼い主さんをリーダーと認識しない場合
飼い主さんをリーダーと認識しない場合はしつけの方法として
次の方法があります。
室内犬はあまりそんなことはないかもしれませんが参考に
してください。
まず子犬を裏返しお腹をみせる状態にして頭を左に置き、左手で
首を押さえます。
この時、首は絞めないでください。
手のコの字にして首を床に押さえる感じです。
右手でお腹と胴体を押さえます。
抵抗するようですと、首を押さえている右の手を揺さぶります。
大人しくなり右の手を離してもじっとしているようですと完了しますので「よし」といいながら手を離してあげてください。
このときに飼い主さんの力強さを実感し従うようになります。
おやつ
おやつ生後3ヶ月から通常のドッグフードを与えてからあげてください
あくまで主食はドッグフードですので与えすぎるとドッグフードを食べなくなりますので食後に与えるようにしましょう。
また、おやつはしつけをするときに有効ですので困ったときも解決します。
例えば、トイレのしつけがうまくいかないときでも指定の場所でトイレをできたときに与えます。
このように何かをした後におやつがもらえると認識すると大抵の
しつけはできるのです。
よく褒める
飼い主さんに大切なのは愛情です。
子犬は寂しがりやさんが多いのでできるだけスキンシップをとりながらきちんとできたときはオーバーなくらい身体をなでて褒めてあげてください。
また、抱っこも大好きな犬種ですのでできるだけスキンシップをとってあげてください。
犬のしつけは性格により変わります。
叱って止める子と逆に凶暴になる子がいます。
基本的には叱ることを無視することに変えると大抵はいうまくいきます。
あまり叱りすぎると逆に凶暴になる子もいるため人間同様に褒めて教える子、叱って教える子を見定めてください。
よく「しつけはできていますか」という質問を受けますが生後2ヶ月未満でトイレ以外は少々無理があります。
またしつけはしつけ教室で行ってもマスターするわけではありません。
しつけ教室で飼い主さんが教わったことを飼い主さんがマスターさせなければ意味がありません。
自分の子供を学校や学習塾に任せてなにもしないと一緒です。
基本的には飼い主さんから教わったしつけは生涯忘れないで
いてくれるでしょう。