犬の販売価格はどこできまるのでしょう?価格の違いには理由があります。
犬の販売価格の質問がよくあります。
価格の基準はどこにあるのでしょう。
店によっても異なる価格で戸惑いますよね。
基本的には次の事項で決定します。
店によっての販売価格の違い
一般的には中間マージンがはいらないブリーダーと子犬市場等を経由して販売する
ショップとでは価格差が生じます。
また、販売形態により家賃、人件費用等が販売店により異なりますので価格差は
生じてしまうのは当然のことかもしれません。
しかし、これは犬の質による価格差ではなく基準にはなりません。
生産者から購入するのか、お店で購入するかの違いになります。
◆性別
犬の場合は、性別により価格は異なります。
雌は雄に比べて5万前後の価格差があり雌の方が高価に取引されます。
大型犬、柴犬などは逆に雄の方が高く取引されています。
◆容姿、スタイル
やはり容姿ですね。
目が大きい、丸い、顔の形がいいなど見た目というものは重要なポイントになり
スタイルも同様に、バランスのいいスタイルが好まれますので価格差が発生します
◆体格
次に体格により価格は左右されます。
小型犬は標準体型を基準に小さい子ほど高価になります。
大型犬は大きいのが好まれ高価で取引きされています。
◆カラー。
犬の場合は標準のカラーの他にレアカラー(希少)なカラーが存在します。
標準カラーにカラーに比べてレアカラー出産頭数が少ないため希少カラーと
して割高になります
◆毛の量、毛質
毛のは質、量、で価格は異なります。
犬種にもよりますが毛量があり毛質が柔らかくしっかりしたものが好まれ
特に犬種により毛量やエレガント性を求められ重用なポイントになります。
◆噛み合わせ
噛み合わせは健康上、食生活等には影響はありませんが前歯の上下の正常な位置を
バイドとよんでいますが、正常な噛みあわせをシザーズバイドといいます。
そのほかにレベルバイド、アンダーショット、オーバーショットがあり、よく掲載
に使用する言葉はアンダー(下の歯が出ている)オーバー(上の歯がでている)
です。
アンダー、オーバーは2万円〜3万円価格が安くなります。
◆出べそ、ヘルニア
でべそはへそのところが出ている現象です。
皮膚の部分が塞がっていない状態ですがあまりにも大きいのは別ですが通常は成長
とともに6ヶ月程度で塞がります。
塞がらない場合は避妊、虚勢時のついでに治すといいでしょう。
ヘルニアはいわゆる脱腸のことですがお腹の股のあたりにでてくるものは鼠径ヘル
ニア(内股)であり小さなものはでべそと同様に成長とともに6ヶ月くらいで正常
に塞がります。
このように軽度のでべそ、ヘルニアがある場合は2万円前後安価になりますが
これは将来万一治らない場合の治療費用の相場となります。
◆その他
健康上で問題がある場合においては価格の問題ではなく販売はされないのが通常
になります。
健康上の問題での価格差は存在しません。